こころにかえる

身の回りで起こった日々感じたこと気づきなどを徒然なるままに

虫の知らせ

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とても親しい人や身内、家族に何かあった時

普段は 霊感が全くないという方でも、何かしらの

お知らせを受け取ることってありますよね。

今まで生きていた中で、きっと一度くらいはそういった

経験をした事がある人って実際は結構いるのではないかと

思っています。

 

私がまだ高校生の頃の話です。

クラスは期末テストの真っ只中で静寂の中、教室は

ペンを走らせる音だけが響いてました。

 

そんな水をうった静けさの中

突然、後ろからハッキリとした大きな声で

自分の名前をいきなり呼ばれたのです。

 

テスト中だった事もすっかり忘れて

反射的に私はクルっと後ろを振り返り

後ろの席の友達に、「なに?」と言ったのですが

友達はキョトンとしています。

テストの試験管として教室内にいた担任の先生には怒られるし

散々でした...(

 

そしてテストが終わって休み時間に入った時。

先程の担任教師が小走りで教室に入ってきて

 

「あなたのお爺様が亡くなったから今すぐ家に帰りなさい。」

とのこと。

 

その瞬間、テスト中に突然私の名前を呼んだのは

後ろの席の友人ではなく亡くなった私の祖父だったのだと

確信したのです。

 

思えば、幼い頃から体の弱かった私をいつも気にかけてくれて

私にとっては本当に優しい大好きな祖父だったんですよね。

 

それ以来、悲しいことに多くの親戚や身内が天国に召されましたが

ああやって亡くなる瞬間に私の元に直接会いに来てくれたのは

私の祖父たった一人だけでした。

 

また、10年前に私の兄が亡くなった時。

昼間で電気も付けてなかったのに姉の家の電球が突然、

爆発したようにパーンという大きな音を立てて

粉々に割れたそうです。

霊感がないと言っている姉ですら、あの時は瞬時に身内に

何かあったと直感でそう感じたとそう話してました。

 

そして、そういう事が何度も重なって起きてくると

そういったお知らせは何ら不思議なことでもないように

思えてくるものです。

魂と私達人間との繋がりって私達が思っているよりずっと

身近なものなのかもしれません。