こころにかえる

身の回りで起こった日々感じたこと気づきなどを徒然なるままに

秩父の三峯神社

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カナダへ帰国する前1週間、東京で時間が取れたので

以前からずっと行ってみたかった関東屈指のパワースポット

秩父へ神社巡りの小旅行に行って来ました。

 

三峯神社は秩父駅からかなり離れていて、その日は他に

観光をする時間が取れそうもないので、体力の続く限り

丸一日ゆっくり時間をかけて参拝する意気込みでいたのにも

かかわらず、あいにく朝から今にも雨が降り出しそうな

どんよりお天気です 。

 

それでも三峯神社に着いてみると、山全体が霊山と言われるだけの

圧倒されるほどの威厳をひしひしと感じます。

清らかな空気の中に佇む厳かな建造物にすっかり魅了されて、

時の経つのを忘れるほど夢中で満喫しました。

 

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どんよりお天気だったものの幸いにも雨にはならず、

帰りのバスの時間までまだ時間があったので

奥宮へ向かうことに。

 

ところが、奥宮へ向かう林道を進み始めた途端

いきなり物凄い勢いで霧が立ち込めて来ました。

みるみる視界が悪くなっていきます。

それでも今度いつ来れるか分からないし、

ここまで来たからには、という思いもあって

霧の中無理矢理進み続けようとしたら

まるでそれを阻止するかのように霧が更にいっそう濃くなって

とうとう前方1メートルでさえ視界が見えなくなってしまいました。

 

「これ以上先は危険だから引き返しなさい」

 

と誰かに強く止められたような気がしたので

諦めて大人しく引き返すことに。

 

時に山や神社には、これ以上人が踏み込んでは行けない

場所やタイミングというのがあります。

その警告を無視して先に進むことは許されないのです。

 

この時の状況を写真に納めようと思いつき

振り返って写真を撮ろうとしたら、ほんの十秒前まで

あんなに濃かった霧があっという間に薄くなっていました。

 

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それでも、さっきの警告を無視してもう一度引き返して

山を登ろうとは流石に思いませんでしたけど。

 

奥宮を見れなかったのは残念だったけれど、秩父は本当に

素晴らしいところですっかり一目惚れしてしまいました。

なので次回日本に里帰りする際には必ずまた行きたいと

思っているのでその時にリベンジで、三峯神社の奥宮へ

行こうと思ってます。