こころにかえる

身の回りで起こった日々感じたこと気づきなどを徒然なるままに

神社で起こった不思議な話

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私の一番のお気に入りの神社にご挨拶に行った時

とても不思議な出来事がありました。

 

実は私、その神社に参拝に行く前日に

不思議な夢を見ていたのです。

 

夢の中でその神社を歩いていると、境内の隅に

参拝客があまり行かない古い護国神社があるのですが

その階段のちょうど真ん中程に橙色の煌びやかな

着物を着た神主さんが、ポツンと佇んでこちらを

じっと見ているという夢でした。

 

夢の内容はたったそれだけのシンプルなものでしたが

何故かその夢が気になっていた私は一通り参拝を

済ませたあとに最後にその護国神社にご挨拶に

立ち寄ることにしました。

 

その前の年、父のことがあり急遽地元に戻っていた時に

参拝に訪れた時には、そこは今にも崩れそうな石段が

百段近くも続いていて全く手入れがされていない様子で

所々倒木があったり暗く荒れ果てていました。

おまけに周りには誰もいなくて私一人だけだったせいもあり

凄く怖かった記憶があるので、あまり乗り気はしなかったけど

夢で神様に呼ばれているような気がしたので行ってみることに。

 

 

境内を護国神社に向かって歩いている途中、神社に住んでいる

猫が何故か私に向かってニャーニャーと必死に訴えるように

ずっと鳴いていたのが凄く印象的でした。

 

護国神社に着いてみると、前年参拝に来た時は長くて薄暗い

石段だったはずなのに、実際はほんの二十段ほどの

とても短いきれいな石段で、おまけに隅々まで綺麗に

掃除がされており、倒木や枯れ木など一切なく

明るい日が差し込むとても美しい場所だったのです。

 

狐につままれるとはこういう事を言うのか、

と思うほど驚きました。

 

以前読んだどなたかのブログで、本来存在しないはずの

拝殿があって、別の機会に同じ場所に参拝に行ったら

実際はそんな拝殿など存在していなかったという

不思議体験談を読んだことがあるので、もしかしたら

私は今それと同じような体験をしているのかもしれない

と感じました。

 

夢の中の神主さんは私にこれを見せたかったのでしょうか?

今思い返しても本当に不思議な体験でした。

 

参拝を済ませ、境内を出口に向かって歩いていたら

空からはらはらと小さな真白い羽が落ちてきたので

地面に落ちる前にすかさず空中でキャッチしたら

どこからともなく白い鳩の群れが飛んできて

私の頭上で数回円を描くとやがて飛び去って行きました。

 

その日の参拝は不思議な事があまりにも立て続けに

起こりすぎて、忘れられない一日となったのでした。